行事・イベント案内

こちらでは、当会主催・主管の行事、イベント等などについて掲載しております。

全国脊髄損傷者連合会 第40回東北ブロック会議宮城県大会

ブロック会議終了後の記念撮影

平成29年9月18日(月・祝)、松島町のホテル大観荘を会場に全国脊髄損傷者連合会 第40回東北ブロック会議宮城県大会並びに第26回理事長杯争奪東北ブロック車椅子ゲートボール大会が開催されました。プログラム等の詳細は、下記の通り(第26回理事長杯争奪東北ブロック車椅子ゲートボール大会の詳細に関しては別ページに掲載)です。

なお、東北ブロック会議の開催にあたりましては、佐藤 敬様、佐藤 司様、東北文化学園大学学生の狩野様、武田様、長岡様にボランティアとしてご協力いただきました。心より感謝申し上げます。

プログラム

代表者会議
11:00 ~ 11:40
受付
12:00 ~ 11:40
開会式
13:00 ~ 11:40
ブロック会議
13:00 ~ 16:00
講演
16:10 ~ 17:00
演題 ピア・サポーターの役割について
講師 阿部 一彦 氏
社会福祉法人 仙台市障害者福祉協会会長
記念撮影
17:00
懇親会
18:00 ~ 20:00

開催要項

1.目的

公益社団法人 全国脊髄損傷者連合会の下部組織としての機能を果たし、各県支部からの提案・要望事項について討議し、脊髄損傷者や重度障害者の医療制度や福祉制度の充実、住みやすい社会環境を目指し、国や県に対して請願・陳情を行う。並びに、スポーツを通じて各支部との交流と親睦を図り、健全な心身の維持と社会参加の促進を目的とする。

2.開催日時

  • 第40回東北ブロック会議宮城県大会
  • 第26回理事長杯争奪東北ブロック車椅子ゲートボール大会

3.開催場所

  • 第1日目 東北ブロック会議宮城県大会
    ホテル大観荘 〒981-0213 宮城郡松島町松島犬田10-76 電話:022-354-2161
  • 第2日目 理事長杯争奪東北ブロック車椅子ゲートボール大会
    シェルコムせんだい 〒981-3124 仙台市泉区野村字新桂島前48 電話:022-218-5656

4.主催

  • 全国脊髄損傷者連合会 東北ブロック会

5・主管

  • 全国脊髄損傷者連合会 宮城県支部

6.協賛

  • 社会福祉法人仙台市障害者福祉協会

7.後援

宮城県・仙台市・松島町・社会福祉法人宮城県社会福祉協議会・社会福祉法人仙台市社会福祉協議会・社会福祉法人宮城県障身体害者福祉協会・宮城県障害者スポーツ協会・仙台市障害者スポーツ協会

8.協力

  • 泉区ゲートボール協会

大会次第

◆開会式

  • 開式通告
  • 開会宣言
  • 物故者黙祷
  • 開催県挨拶 宮城県支部長 三浦 重泰
  • 主催者挨拶 東北ブロック長 小林 光雄
  • 来賓祝辞
    宮城県知事 代理 宮城県保健福祉部参事 兼 障害福祉課長 佐藤 謙一 様
    社会福祉法人 宮城県身体障害者福祉協会会長 森 正義 様
    公益社団法人 全国脊髄損傷者連合会代表理事  大濵 眞 様
    公益社団法人 全国脊髄損傷者連合会副代表理事 安藤 信哉 様

◆東北ブロック会議

  • 閉式通告
  • 議長団選出
    議長 宮城県支部長 三浦重泰(開催県)
    副議長 岩手県支部 長高橋智(次期開催)
  • 議事
    • 第1号議案 請願・陳情・要望について
      ① 国に対する請願・陳情事項
      ② 連合会本部に対する提案・要望事項
      ③ 東北ブロックに対する提案・要望事項
      ④ その他
    • 第2号議案 本部提案議題の審議
    • 第3号議案 その他の案件
      ① 次期開催県支部の選出
      ② その他
    • 第4号議案 大会決議文の採択
    • 第5号議案 大会スローガンの採択
  • 議長団解任
  • 閉会宣言

第1号議案 請願、陳情、要望について

陳情、要望とそれに対する回答
①  国(県、市町村)に対する請願、陳情事項

(1)災害時、速やかに福祉避難所へ誘導出来るような制度を作ってほしい。(岩手・宮城)

理由
福祉避難所等に短時間で移動しないと、褥瘡になりやすいことと感染症を引き起こす確率が高くなるので。
回答
福祉避難所の確保・運営ガイドライン 平成28年4月 内閣府(防災担当)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/shinsai/
1604hinanjo_hukushi_guideline.html

福祉避難所の設置・運営訓練等の実施

(2)災害時の仮設住宅の完全バリアフリー化。(岩手)

理由
熊本県のバリアフリー仮設住宅をモデルとして対応をしてほしい。
回答
厚労省交渉の案件に盛り込みます。

(3)全国の温泉地のバリアフリー化。(岩手)

理由
重度の障がい者でも利用できる設備を整えてほしい。(リフト及び床に降りられる車椅子等)
回答
「観光地のバリアフリー評価の普及促進に関する検討会」が9月以降厚労省で開催される予定です。当会が委員に選出されるかどうかは未定ですが、委員を当会から玉木さんあるいは半谷さんにお願いし、検討会で要望してもらおうと思います。

(4)有料道路の割引を車と当事者との併用にして欲しい。 (青森・秋田・宮城・山形・福島)

理由
突発的に登録している車が故障したり、健常者やレンタカー等で旅行する時も対象になるよう、今のシステムに『手帳所持者も可』とするだけで出来る。障害者の社会参加をより一層促進させる為にも実施して欲しい。毎年出る要望ですが、諦めず頑張って欲しい。
回答
この件については、手帳を所持している本人で割引してもらえるように引き続き要望します。

(5)各県に脊髄損傷者等が分る医師の居る拠点病院設置の義務付けと認定看護師を養成して欲しい。(山形)

理由
脊髄損傷者等が体調を悪くし受診しても、結果が出るまで時間が掛ることがある。脊損の分る看護師を養成して欲しい。
回答
現在、脊損センターは全国に2か所しかないという現状を最終的に7~8か所程度は必要ですので、学会とも共同して要望します。

(6)満40歳以上の16疾患の方が障害制度ではなく介護保険利用者となっています。
そこで、40歳以上の方も利用負担額を償還制度に是非とも同様にして欲しい。(山形)

理由
来年度4月から介護保険満65歳以上の利用者は、条件クリアの方は利用料負担額が償還制度に変わるため。
回答
この件は、ALS協会と当会にて議員会館で厚労省の両課長と話し合いをしましたが、現時点ではいまだゼロ回答です。

(7)介護保険サービス優先とあるが、65歳前から受けていたサービスを継続できるようにして欲しい。(宮城)

理由
利用できるサービスには限度があり、利用単位に応じて負担も増加し、生活を圧迫する事態にある。
回答
現時点では、65歳以上でもそれまでと同様のサービスを利用できるよう制度設計されていますが、現実的には地域によって課題があるようです。これらを精査し今後の制度の在り方について提案していきます。

(8)労災遺族年金を全員へ支給(青森、秋田)

理由
労災年金受給者の介護を続けてこられた親族は受給者死亡と共に生活の道を失うことになり遺族年金全員支給は急務である
回答
この件については、10月の厚労省交渉で話し合いをします。

(9)脊損患者がADLを確立するまで入院期間が延長出来る事と、リハビリの充実している病院への転院が容易に出来るようにして欲しい。(青森・宮城)

理由
本人の意向に関係なく転院、退院を余儀なくされている(昨年も要望)
回答
回復期リハ病院が地域で確立されていないのが現状です。脊損のできる回復期リハ病院の増強を要望したい。

(10)《多機能トイレ》の他に《車椅子用トイレ》を増やして欲しい。(宮城・福島)

理由
今、《多機能トイレ》が《誰でもトイレ》になっていて、車椅子を常用しているが使えない事が多い。一般のトイレに車イスが入れる、少し広めのトイレを作るような制度にして欲しい。
回答
現在も要望していますが、引き続き要望していきます。

(11)重度障害者の短期入所施設を増やして欲しい。(宮城)

理由
痰の吸引や胃瘻を行っている重度障害者を短期入所させようとしたら断わられた。
回答
地域でそのまま暮らすことを最優先してほしい。
② 本部に対する要望事項

(1)各航空会社へ、車椅子常用者への対応と車椅子の取扱い教育の徹底を要望して欲しい(山形)

理由
おきなわ大会空路往復でトラブル等が相次いだから。
回答
、国交省とANAと当会で今後の対応について話し合いをします。

(2)魅力ある『脊損ニュース』にして欲しい。(岩手)

理由
字が多すぎるように思う。写真やイラスト等を増やして頂きたい。
回答
会報WGに伝えますが、WGに参加してください。

(3)市街地に車椅子使用者用駐車場が少ないので、増やすよう働きかけて欲しい。(宮城)

理由
市街地にコインパーキングが多く車椅子使用者が停めにくい。
回答
ユニバーサル議連への要望項目に加えます。

(4)ピアサポート実施記録の簡素化と会員の活性化に対するピアサポートも対象にして下さい。(宮城)

理由
会員の高齢化や重度化で会員からの相談が増えているから。
回答
本来は会費を払っている会員の相談に役員が対応するのは当然の役割ですが、会員減少歯止めのため本部とピアサポートWGでの検討課題とします。
③ ブロックに対する要望事項

(1)障害者駐車場の不正駐車撲滅の為、店内放送を徹底するように要望しよう。(山形)

理由
車椅子マーク駐車場の不正駐車が無くなるよう、スーパーやホームセンターの店内放送を増やして貰う様、各県支部で働きかけてはどうでしょうか?
回答
出来るだけ早く各県支部で対応出来るように、『東北ブロック会、支部』連名の要望書ひな型を作成しメール添付します。スーパー・ホームセンター等に提出する等、活用頂ければと思います。

(2)ブロック会議の次の日の催し物は、開催県に一任する。(岩手・福島)

理由
ゲートボールに限定せずに開催県で考えて行ってはどうか?
回答
過去のブロック会議翌日の種目について、山形県支部ではゲートボールは勿論、他競技も実施しました。ブロック会議のみでは出席者が少ない事もあってゲートボールを開催した経緯もありますので、今日の会議や代表者会議等で検討頂ければと思います。

(3)災害時のガソリン確保(秋田)

理由
災害時、自家用車に頼らざるをえない障がい者にとってガソリンの確保が必要です。制度的な事などブロックで意見交換をしてほしい。
回答
東日本大震災では中島支部長の加盟団体ネットワークを使って、一早く宮城県等の被災地へガソリンを届ける事が出来ました。今後もガソリンや介護用品等の確保が出来る様、全国組織である全脊連の強みを生かし、又個々人の加盟している団体等のネットワークを活用する等支え合いましょう。

第2号議案  平成29年度 連合会本部提案議題

提案事項

1.第17回全国総会石川県大会への参加要請について

公益社団法人全国脊髄損傷者連合会の第17回通常総会は、石川県支部の主催により、 に開催される予定です。つきましては、一人でも多くの会員、代議員の皆様方の参加をお願いいたします。

イ.開催日: (土)に総会

ロ.開催場所:石川県立音楽堂交流ホール(金沢駅前)

2.ピアサポート事業の活性化と情報管理システムの構築について

平成20年度から(社)日本損害保険協会の助成を受けて、全国各県支部においてピアサポート事業の実施をお願いしております。

本助成金は、会員以外の者からの相談に対して、脊損連として真摯に対応することで脊損連の公益法人としての役割を果たすとともに、新たな会員獲得、会員増の一助となることを期待しております。

各県支部におかれましては、実際により多くの相談事例を積み上げ、経験を重ねることが支部の力、原動力になります。本年度はピアサポート情報管理システムを構築することを予定しています。これらの相談事例をデータとして登録し一元的に管理し、個人情報の管理を徹底して必要な情報を必要な時に引き出す等でより効率的な相談体制ができることを目指しています。

つきましては、新たにピアサポート活動に取り組む支部が増加するよう願うとともに、従来から活動されている支部におきましては、更にピアサポート活動を積極的に実践して頂き、障害者等に対する支援活動を推進して下さるようお願いいたします。

尚、ピアサポート現任研修会の開催についても、宜しくお願い申し上げます。

3.支部の公益法人格取得に向けての取り組みについて

より全脊連本部は公益社団法人格を取得し、公益社団法人全国脊髄損傷者連合会として新たなスタートを致しました。しかし、全脊連は本部のみが公益社団法人格を取得して終わりではなく、全国の支部の中から“経理的基礎能力”や“組織における意思決定、執行、監督に関わる機構”“総事業費の50%以上が公益活動”等々が整った支部は都道府県に公益認定申請を行なっていただきたい。

第3号議案 その他の案件

① 次期(平成30年度)開催県支部の選出(案)

岩手県支部

【参考】東北ブロック事業開催年度及び予定表

開催年度 ブロック会議 ピアサポート研修会
平成23年度 山形県(宮城県) 秋田県
平成24年度 岩手県 福島県
平成25年度 宮城県(山形県) 青森県
平成26年度 福島県 岩手県
平成27年度 秋田県 宮城県
平成28年度 青森県 山形県
平成29年度 宮城県 秋田県
平成30年度 岩手県 福島県
平成31年度 山形県(全国大会福島県予定) 青森県
平成32年度 秋田県(福島県) 岩手県
平成33年度 青森県(秋田県) 宮城県
② その他

議決されたその他議案はありません

第4号議案 大会決議文の採択

大会決議文

本日、全国脊髄損傷者連合会第40回東北ブロック会議宮城県大会において提案・決議された諸問題を東北ブロック各支部が一致団結し、早期実現できるよう努力し、障害者が安心して暮らせる環境の実現と、障害者自身が積極的に参加できる社会を目指し活動することを決議いたします。

全国脊髄損傷者連合会
第40回東北ブロック会議宮城県大会

第5号議案 大会スローガンの採択

大会スローガン

一、地域で安心・安全に暮らせる社会を目指そう

一、脊髄損傷者の医療の促進を目指そう

一、災害弱者の避難環境の実現を目指そう

一、ピアサポート活動による会員の活性化を目指そう

全国脊髄損傷者連合会
第40回東北ブロック会議宮城県大会

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